内科・糖尿病内科

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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.231(2021年12月号)

にごり茶稲田 昌二郎

日中は温かいですが、朝晩の冷え込みは厳しくなってまいりました。今週末(12月18日・19日)は最低気温が氷点下という予報も出ていますので、皆さんお気をつけてください。
2021年もあと僅かとなりました。2020年に引き続きコロナ一色の一年でした。中止が懸念されていたTOKYO2020も無観客、一年遅れではありますが無事開催されました。幸い大きな混乱は無く、アスリートの活躍をテレビで堪能したことでした。オリンピックのあと、ワクチンの効果といわゆるファクターXのおかげか、急速にコロナは収束し、日本は全く落ち着いています。外国に目を向けると、お隣の韓国も、ヨーロッパも、アメリカも、感染が拡大しており、新たなオミクロン株に急速に置き換わりつつあるようです。オミクロン株は感染力は高いものの毒性はあまり高くなさそうで、このまま普通の風邪のように定着してしまえばとも思います。
コロナコロナで世の中の仕組みは変わりました。マスク着用、三密の回避が当たり前で、どこのお店に行っても体温測定・手指消毒をしてからの入店です。テレワーク、オンラインでの会議が浸透し、金銭の手渡しを減らすことができることもありバーコード決済が普及しました。職場での飲みニケーションが減り、遠方の家族と会えなくて寂しい思いをしますが、オンライン飲み会やビデオ通話で紛らわせた方もおられると思います。不謹慎かもしれませんが、今回の新型コロナ騒動により、衛生面・IT技術の利用・製薬など様々な面で人類は鍛えてもらったようにも思います。少なくとも、次にもっと大変なウイルスのパンデミックが起こったときの予行演習になったはずです。特に、今回初めて実用化されたmRNAワクチンの技術は、速く強力なワクチンが作れる技術として、次の新型ウイルスに対しても有効なはずです。迅速に、たくさんの方に接種することができた経験も、役に立つはずです。コロナにかかった方、亡くなられた方がおられる中、ほんとにほんとに不謹慎だと承知していますが、この大変な時代を過ごした経験が、これからに必ず生きると信じて、収束を願いつつ過ごしていきたいと思っています。

写真左 夕暮れの佐田の沈下橋から
写真右 リトープスの栽培を始めました

今月の川柳小笠原 望

栗焼酎こころの骨を抜くように     すべてよし津軽の雪は胸に降る
こころ折れそうな 大河は左右     白い眉 はたちの恋を胸に持つ

 

 

お知らせ

☆その1 インフルエンザワクチン接種に関して
原則予約制です。受付にお申し出いただくか、お電話を。
診察のついでの場合は予約不要です。受付にお申し出ください。
 1.接種日及び時間:
     月曜日 午後 : 14:00、14:30、15:00、15:30(各8名)
     火・木・金曜日 : 15:00、16:00 (各10名)
 2.接種期間:令和3年10月1日(金)~令和4年1月31日(月) 
 3.接種料金:一般の方:2,750円/65歳以上:1,100円

☆その2 発熱・咳・のど・鼻水、等、風邪のような症状の方は、来院前にお電話を!最近、直接おいでになる方が多くて、あわてています。お電話で症状などお聞きして、診察の時間・場所などを調整しています。お待たせしないため、感染予防のため、ご協力よろしくお願いいたします。

☆その3 肺炎球菌ワクチンの接種と公費による風しん抗体検査及び予防接種
肺炎球菌ワクチンの接種、公費による風しん抗体検査及び予防接種も行っています。原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出いただくか、お電話を。

☆その4 小笠原診療時間の変更のお知らせ
2022年1月から、小笠原の木曜日午後の外来診療を休止します。小笠原の午後の外来診療は火曜日のみとなります。よろしくお願いいたします。

☆その5 大野内科特製カレンダー(2022年版)、配布終了しました。
2022年のカレンダーは配布終了しました。

☆その6 市民公開講座 ~コロナ禍における糖尿病治療の重要性~
糖尿病の市民公開講座です!初めてのオンライン開催!稲田の糖尿病のお師匠さんです!

2022年1月15日ごろ 第232号発行の予定です