内科・糖尿病内科

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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.199(2019年4月号)

元号は令和小笠原 望

「元号は令和」と、菅官房長官が発表した時、ぼくはちょうど待合室のテレビの前にいました。4月1日の午前の外来診療が早く終わり、発表が予定より遅れたからちょうどになりました。「らりるれろ」の音が元号の初めに来るのには、意外な感じを受けました。
元号がかわるのに、マスコミは大騒ぎ。平成の時はこんなではなかったと思い出します。生前譲位だから、明るい気持ちになれるのも大きいし、事前に漏れないようにと政府が力が入ったから、よけいに「新元号は何か」に注目が集まったのでしょう。翌日の新聞は一面にこれ以上はない大きな活字で「令和」の文字が躍っていました。今までと違い、公表しないと言う考案者や他の候補となった元号も報道されて、これも時代かなというのも感じました。
ぼくは1951年生まれで、西暦が多く使われる時代になっても数えやすいのですが、昭和生まれの人の年齢がぱっとわかりにくくなるでしょうね。
その令和元年が大野内科50周年となります。ぼくが22年、稲田院長が3年目。昭和、平成、令和を四万十川のほとりの同じ場所で、小さな診療所が50周年を迎えることができることはうれしい限りです。
「患者さんとともに、患者さんのために」の大野鬨雄元院長の考えのとおり、大野内科の今までの気持ちは、令和の時代も変わらずに続けてゆきます。一区切りの気持ちは、新元号の始まる5月1日からです。それまでに、診察室と自分の部屋をきれいにと決意しています。
ぼくが今考えているのは、水泳を再開するか、堤防の散歩をするか、酒の飲み方を変えるか、朝の時間を自分のことにあてるかなど、いろいろです。連休が長いので、このあいだをどう過ごすかがぼくのまずは問題です。仕事がないとぼくは元気が出ません。高松での勤務医時代、子どもたちと中村に帰省した時には、鼻はぐずぐずくしゃみはでるわ微熱はでるわで、ずっとごろごろして、仕事の始まる1月3日に高松に帰るときには元気が戻ってくるのを何回も繰り返しました。
恩師は「小笠原はまぐろだ」と言います。動いていないと死んでしまうとのことです。令和の時代にこれを華麗に変身したいとも思っています。
さあ、皆さんは何を新しい時代に変化させますか。令和が始まります。

桜満開の中での田んぼ代掻き(しろかき)
(2019.4.7)

お知らせ

その1 大野内科健康教室のご案内
健康教室は、次回は4月27日の第4土曜日午後3時から午後4時まで「骨のこと知っていますか」の題で、二階会議室で開催いたします。5月は25日に予定しています。沢山の方のご参加をお待ちしています。

その2 肺炎球菌ワクチンのお知らせ
肺炎球菌ワクチンの接種を行っています。原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出ください。電話でも構いません。今年度公費助成の対象のかたは、これまで肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方で、平成31年度に以下の年齢になられる方になっています(65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上)。ご確認ください。詳しくは各市町村役場にお尋ねください。

その3 大野内科50周年スペシャル音楽会の開催
大野鬨雄院長が現地に開院して、今年で50年を迎えます。大野内科の50周年を記念して、みんなが参加できる音楽会をプリンスホテルで、6月22日土曜日14時から開催する予定です。お誘いあわせの上のご来場をお待ちしてい
ます。

その4 休診のお知らせ
5月11日(土)の小笠原の診療は休ませていただきます。稲田は診療させていただきます。また、5月23日(木)午後から25日(土)までの稲田の診療は休ませていただきます。小笠原は診療させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますがご協力をよろしくお願いいたします。

(2019年5月15日  第200号発行予定)