内科・糖尿病内科

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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.249(2023年6月号)

にごり茶(第49回)稲田 昌二郎

 爽やかな5月が過ぎ、日本列島はジメジメと梅雨真っ盛りです。体調も気分も、調子を落としがちなこの季節ですが、みなさま無事に過ごされていますか?大野内科では、6月になってなんとなく体調が優れない、ふらふらするといった患者さんが多くなったように思います。気温・湿度・気圧の変化が大きいので、自律神経が疲れるようです。家にこもると目が疲れますし、エアコンで冷えると肩がこりますし、寝苦しい夜も有ると思います。
 まだしばらくそんな季節ですが、6月にも魅力的なところはあります。まず一番にあげられるのは自然の美しさです。雨上がりの風景は、緑が一段と鮮やかに輝き、アジサイは潤いを帯びています。散歩やランニング、サイクリングをしながら、湿った大地の香りや川の流れを感じることは、心も体もリフレッシュしてくれます。僕も今、パソコンに向かいながら、雨が上がったら走りに行こうとうずうずしているところです。
 家で過ごすことが多くなりますが、温かい飲み物でも飲みながら、読書したり、映画をみたりするのもおすすめです。家でのんびりする時間は、晴天の続く活動的な季節にはもったいない、ちょっとぜいたくな時間です。
 そして、もう終わってしまいましたが、6月4日の満月は、ストロベリームーンでした。たまたま我が家は家族そろって見たことでした。この季節、出始めの時間帯の月は赤っぽく見えることがあります。低い位置の月は、厚い大気越しに見るため、波長の弱い青い光は届きにくく、赤い光が強調されるのだそうです。そして、夏至(6月23日)が近づくにつれて月はより低い軌道を通るので、夏至に近くなるほど月は赤くみえます。(その逆に、太陽は冬至に近づくにつれて赤くなります。)ちなみに、ストロベリームーンはアメリカの先住民の暦が由来で、赤くみえるからではなく、ストロベリームーンのころにイチゴの収穫を迎えるからだそうです。次の満月は7月3日で、バックムーン(雄鹿の枝角が生えてくるころ)だそうです。夏至に近いので、6月より赤く見えるかもですね。ストロベリームーンを見逃した方はぜひ楽しみにしていただいたらと思います。上がりはじめの早い時間に見てくださいね。
 さあそれでは、ちょっと佐田の沈下橋までC= C= C= C= C= ┌( ̄ー ̄)┘いってきます!

今月の一句小笠原 望

手袋の青 ワクチンは効きますよ
受付の笑顔に百歳も笑う
朗らかに軽トラックは右折する
AIをどうするお茶の水博士

梅雨の合間の晴れ空と赤鉄橋

休診のお知らせ.

休診のお知らせ
7月14日~15日:夏期休暇にて稲田休診です(小笠原は通常どおりです)
10月4日:検診のため、小笠原休診です(稲田は通常どおりです)

 

 

お知らせ

その1 発熱・咳・のど・鼻水など、風邪の症状のある方は、来院前にお電話を!
お電話で症状などをお聞きして、診察の時間・場所などを調整しております。
5類感染症となっても、今までどおり発熱・風邪症状の患者さんはまずは院外での診察です。皆さんに待合室で安心して過ごして頂くため、ご協力よろしくお願いいたします。

その2 新型コロナウイルスワクチンの追加接種について
当院でも新型コロナウイルスの接種を行っております
月曜日の午後のみ、予約制です。予約は、コールセンター(0880-34-8535)
または新型コロナワクチン予約サイト(四万十市)までお願いします。

その3 肺炎球菌ワクチンの接種について
原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出いただくか、お電話を。

その4 特定健診について
予約制です。日時詳細や予約については受付にてお問い合わせ下さい。
その5 1月から、小笠原先生の月曜日の外来診療がなくなっております
小笠原先生は本年1月から月曜日終日、往診などで不在としています。
※院内の状況により発熱外来を行ったり、検診・予防接種など不定期に行っています。   
       
その6 7月いっぱいで、電話再診が終了します
コロナ流行の特例措置として、電話再診が認められていました。
このたびコロナが5類感染症になるため特例はなくなり、電話再診は7月いっぱいでの終了となりました。ご迷惑おかけいたしますが、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

2023年7月15日頃 第250号発行予定