広報誌
Vol.258（2024年3月号）
にごり茶（第58回）稲田 昌二郎
20℃を超えるような暖かい日が続き、心地よい風が吹き抜ける春の訪れを実感する毎日です。菜の花が咲き誇り、新緑が目を楽しませる中、心も活気づくような気がします。
3月12日は、宿毛で桜の開花宣言がありました。昨年より3日早く、高知県内では最も早い開花とのことです。桜の開花は、｢600℃の法則｣で予測が出来るそうです。2月1日以降の、毎日の最高気温の合計が600℃を超えると、開花するのだそうです。気象庁のホームページから気温のデータをダウンロードし検証してみたところ、2月1日から3月11日までの毎日の最高気温の合計が599.6℃でした。偶然かもですがピタリとあたっています。四万十市はどうでしょうか。四万十市の2月1日から3月11日までの毎日の最高気温の合計は595.6℃でした。3月12日には開花と予測できますので、人知れずどこかで開花しているのかもしれませんね。なお、開花から10日くらいで満開だそうですので、お花見は3月22日から31日ごろでしょうか。
さて、私事ですが2月18日の高知龍馬マラソン、4時間20分34秒で無事完走できました。コロナ禍の2020年から走り始めて、約3300km、積み重ねた距離で小さな花を咲かせました。みなさんから声をかけて頂いて本当にうれしく思っています。【市民マラソン人気減速】、【高知龍馬マラソン２年連続定員割れ】なんて記事もありましたが、やっぱり大きな大会は違うなぁと感じました。
さてさて、桜は花が散ったあと、夏に花芽がつき、秋から冬にかけては休眠状態に入り、エネルギーを貯めるのだそうです。そして冬の寒さに一定期間さらされることで眠りから覚め（休眠打破）気温が上がるにつれ花芽が成長し開花するのだそうです。美しい花を咲かせるためには辛い時期が必要というところが、日本人の心の琴線にふれるのですねぇ。満開の桜の花を待ちながら、いろいろと頑張ろうと思ったことでした。
為松城 東城のサトザクラ？
今月の一句小笠原 望
握手では足りぬ別れにぎゅっとハグ
水鳥の憩う大河よガザの子よ
野球帽のキャスター現地からの朝
競りの声ここ石巻魚市場
お知らせ
その１ 発熱・咳・のど・鼻水など、風邪の症状のある方は、来院前にお電話を！
お電話で症状などをお聞きして、診察の時間・場所などを調整しております。
お電話無しでの来院は、ちょっと慌てますので、どうかあらかじめお電話をお願いいたします！
皆さんに待合室で安心して過ごして頂くため、ご協力よろしくお願いいたします。
その２ 新型コロナウイルスワクチンの接種は終了しました
当院での新型コロナウイルスワクチンの接種は終了しました。
接種希望の方は、新型コロナワクチン予約サイト（四万十市）（右のQRコード）
又は、四万十市ワクチン接種推進室（0880-34-8585）でご予約を！（3月31日まで）
(令和6年4月1日からは、年に一回の接種、秋冬ごろの予定となっております。)
その３ 肺炎球菌ワクチンの接種について
予約制です。ご希望の方は受付にお申し出いただくか、お電話を。
その４ 特定健診について
予約制です。日時詳細や予約については受付にてお問い合わせ下さい。
その5 当院でのインフルエンザ・コロナの陽性数を発表中
ホームページのお知らせ欄とX（旧Twitter）で陽性数を発表中です。
Xだけでなくホームページでも見られるようにしました。
2024年4月15日頃 第259号発行予定