内科・糖尿病内科

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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.255(2023年12月号)

にごり茶(第55回)稲田 昌二郎

 今年はエルニーニョ現象の影響で、暖かい冬になるようです。一方で今年の12月12日は、最高気温21度で観測史上最も暖かかったとか。そして今週からは10年に一度の大寒波と、なんだかジェットコースターのような気候です。そしてそして、新型コロナに引き続いてインフルエンザが大流行で、気の抜けない冬です。
 さて、先月号のほっとでもお知らせをしましたが、12月1日より小笠原望先生から大野内科を引き継ぎ、わたくし稲田が大野内科の3代目理事長として就任しました。これからもみなさんに親しんでいただき、便利に使っていただけるように励みたいと思います。診療面においては、内科全般はもとより、糖尿病診療により力を入れていきたいと思っています。幡多では珍しい糖尿病専門医として、皆さまのお役に立ちたいと思っております。大野内科の理念も、新しくしました。小笠原先生の掲げられた理念は、語りかけるような文学的で優しいお言葉でした。わたくしにはそんな文才もないですが、思い描く理想を忘れないようにと、具体的に書いたつもりです、なかなかよく出来ていると満足しています。この気持ちを忘れずに、精進して参ります。玄関すぐの壁に掲げておりますので、よろしかったら眺めていただき、理念からそれてしまっていたらぜひご指導ください。よろしくお願いいたします。
 さてさて、これまた先月号のほっとで書いた、息子のキマダラカメムシ飼育の続編です。二匹目のカメムシが仲間に加わり、仲睦ましくしておりました。息子は夜にはベッドの横に連れて行き、朝は飼育かごをもってリビングまでやってきます。しかし残念なことに一匹が寿命をむかえ息子はその死に接し悲しんでいました。腹を向けた亡骸に、もう一匹のカメムシがしばらく寄り添い、前足でふれて愛おしんでいる様子は、小さな生命にも感情が宿っていることを知る良い経験となったことでしょう。
 最後になりますが、寒暖差に感染症となかなか大変ですが、みなさんどうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。そして、来年も大野内科をどうかよろしくお願いいたします。

今月の一句小笠原 望

わたしには雨はいつでも通り雨
熟したら崩れる人もニッポンも
まいったかAIに死を語らせる
頭さげたまま緞帳が降りてこぬ

佐田沈下橋のにゃんこ.

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お知らせ

その1 発熱・咳・のど・鼻水など、風邪の症状のある方は、来院前にお電話を!
 お電話で症状などをお聞きして、診察の時間・場所などを調整しております。
今までどおり発熱・風邪症状の患者さんはまずは院外での診察です。
皆さんに待合室で安心して過ごして頂くため、ご協力よろしくお願いいたします。

その2 新型コロナウイルスワクチンの接種は終了しました
当院での新型コロナウイルスワクチンの接種は終了しました。
接種希望の方は、新型コロナワクチン予約サイト(四万十市)
又は、コールセンター(0880-34-8535)で予約をおねがいいたします。

その3 肺炎球菌ワクチンの接種について
予約制です。ご希望の方は受付にお申し出いただくか、お電話を。

その4 特定健診について
予約制です。日時詳細や予約については受付にてお問い合わせ下さい。

その5 インフルエンザワクチンについて
今年のインフルエンザワクチンの定期接種は1月31日までに延長されました。
ご希望のかたは、受付にてお問い合わせください。

その6 X(旧ツイッター)でインフルエンザ・コロナの陽性数を発表しています
 インフルエンザ・コロナの流行の程度がわかりにくいと患者さんからお聞きします。
 少しでも参考になればと、X(旧ツイッター)で当日のインフルエンザ・コロナの抗原検査の陽性数を発表しています。感染対策のご参考になればと思いますのでこの機会にぜひごらんください。

 

 

2024年1月15日 第256号発行予定