Vol.254(2023年11月号)
にごり茶(第54回)稲田 昌二郎
コロナと入れ替わりで、インフルエンザが猛威を振るっています。咳止めなど風邪薬が不足していて、都会では検査キットも不足していると聞きます。少し四万十市では減ってきたような感じがしますが、逆に宿毛市から検査においでになる患者さんは増えたように思います。大野内科では、発熱や風邪症状の方はお電話をいただき、お車のなかや”そとまち”で診察しています。いつまでこの体制を続けるか、悩ましく思います。コロナが完全に弱毒化するか無くなってしまうまでか・・・。大野内科を安心してご利用いただく為なのですが、いましばらくご不便をおかけいたします。
さて、11月半ばになり徐々に寒くなって参りました。温暖化とはいっても、冬が暖かくなるのならそれも良いかなとちょっと思ったりもします。我が家の息子のことです。本来は虫がとても苦手なのですが、なぜかベランダで捕獲したカメムシを飼い始めました。キマダラカメムシの亀太郎です。寝るときもベッドのすぐ横に飼育かごをおいてかわいがっています。キマダラカメムシは、日本でみられる最大のカメムシだそうです。写真のように、黄色い斑点、黄色いシマシマ、黄色い縦線が特徴的です。足や触角のシマシマがかっこいいです。東南アジアなどが原産の南方系のカメムシです。2000年ごろから日本でもよく見つかるようになってきているそうで、温暖化の影響と考えられています。ほかにも、オオキンカメムシという南方系のきれいなカメムシが、足摺岬で集団越冬するのがみれるそうですが、これも温暖化の影響のようです。二酸化炭素など温室効果ガスの排出削減といった環境対策はすすめていくべきと思います。温暖化で大変な思いをされている方がおられるのに不謹慎ですが、環境対策はしながら、でもおこってしまった変化は楽しんでしまうゆとりも、たまにはあっても良いのかもと思ったことでした。
最後になりますが、12月から、稲田が理事長に就任いたします。大野鬨雄先生、小笠原望先生から引き継いだ大野内科を、今までと変わらずみなさんに便利にご利用いただきながら、少しずつ新しいことも取り入れていきたいと思っています。どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。
写真1枚目 キマダラカメムシ(亀太郎)
写真2枚目 オオキンカメムシ
今月の一句小笠原 望
争いはじゃんけんぽんにしませんか
右へ行く正解はない曲がり角
早朝の庭を横切る川の蟹
百二才朝の冷たい水を飲む
休診のおしらせ.
11月29日(水):検診のため、稲田休診です(小笠原は通常どおりです)
お知らせ
その1 発熱・咳・のど・鼻水など、風邪の症状のある方は、来院前にお電話を!
お電話で症状などをお聞きして、診察の時間・場所などを調整しております。
5類感染症となっても、今までどおり発熱・風邪症状の患者さんはまずは院外での診察です。皆さんに待合室で安心して過ごして頂くため、ご協力よろしくお願いいたします。
その2 新型コロナウイルスワクチンの接種は終了しました
当院での新型コロナウイルスワクチンの接種は終了しました。
接種希望の方は、新型コロナワクチン予約サイト(四万十市)
https://vaccines.sciseed.jp/shimanto/login
又は、コールセンター(0880-34-8535)で予約をおねがいいたします。
その3 肺炎球菌ワクチンの接種について
予約制です。ご希望の方は受付にお申し出いただくか、お電話を。
その4 特定健診について
予約制です。日時詳細や予約については受付にてお問い合わせ下さい。
その5 インフルエンザワクチンについて
10月からインフルエンザワクチンの接種を行っております。受付にてお問い合わせください。
その6 9月から、小笠原先生の外来は午前中のみとなっております
9月から、月曜日から下の表のように、月~土曜日の午前中のみとなっております。
ただし、月曜日は予約のみとなっておりますので、ご注意ください。
その7 11月13日~16日 17時~22時まで ブルーライトアップ 行います
世界糖尿病デーに便乗して、大野内科が青く染まります
2023年12月15日ごろ 第255号 発行予定